人生を共に生きてきた『相棒』を思い出せる一曲

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ジョンです

私は時折、過去を振り返ることがあります。

人生に後ろ向きになるんじゃなく、ただ振り返る。

自分が歩いてきた道を眺めて「これで良かったのか?」と自分に問う。

すると「ま、悪くないんじゃない?でも、もっと上に行けるよね?」という返事が返ってきます。

自分のことを一番に理解しているのは自分だけ。

その自分が期待してくれているなら、もう少し頑張れそうな気がする。

これが私の『男の美学』

そして、それを教えてくれたのが、今回、私が語る一曲。

矢沢永吉さんで『もうひとりの俺』です。

タイトルの通り、この曲はまさに自分と向き合っている瞬間を歌っているというもの。

ちなみにこれは、ご本人が出演されていたサントリーBOSSのCMでもお馴染みで、おかげで私は未だに缶コーヒーならBOSSを選びます。

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 もう一度、お前に会いたい

私は子どもの頃から矢沢さんが好きで、初めてライブ映像を目にした瞬間に釘付けになりました。

そして、いつしか「観る側」じゃなく「魅せる側」に憧れている自分がいました。

「こんなにカッコよくて、こんなに楽しそうで……自分も同じステージに立ちたい」

生まれて初めて憧れたロックスターは矢沢さんです。

……とか言いながら、結局、何一つ楽器を弾けないんですけどね~。

さて、これは96年のシングル。

歌詞の内容は「あの頃の自分」を思い出している今の自分。

もちろん私は学生時代に聴いていたわけですが、当時は歌詞の意味を十分にわかっていませんでした。

たった十数年の人生で「あの頃」を振り返るには、男としての経験値が足りません。

ようやく30代に入ってから理解できるようになったんですが、嬉しい反面、ちょっと切なくもあります。

過去の『自分』が見えたとき、それは……今の自分が「あの頃」を生きていないことを意味しますからね。

未来だけを信じ、そこに向かって真っすぐ生きることに何の不安もなかった『自分』

がむしゃらが故に「大事なこと」にも気づかないままの、ある意味で利口じゃない不器用な生き方。

そんな人生を後悔しているわけじゃないけれど、今の自分では「あの頃」のような生き方ができない。

だから、もう一度『お前』に会いたいと呼び掛けています。

「あの頃の自分」には失うものが無い強さがあったから、たとえどれだけの切なさであろうと、そこに負けて泣くことはありません。

そんな『自分』に戻ることができたなら、再び「あの頃」のような生き方ができるのかもしれない。

この曲の最後では「眼を醒まし旅にでよう」と言っています。

眼=眼差し
醒める=酔いから醒める

つまり、良くも悪くも「あの頃」とは違う「今の自分」を変えたいという願いです。

ただ、その言葉の前に「できるなら」と前置きをしているのが少し切ない。

『しがらみ』なのか『老い』なのか、そう易々と自由には動けない歯がゆさが窺えます。

でも人生には限りがあるんで、そんなもので足踏みしている場合じゃありません。

もしかしたら、そこを乗り越えることで再び「あの頃の自分」に会えるのかもしれませんからね。

聴いていると切なさを感じながらも、少し勇気が湧いてくる一曲。

もう一度、人生を楽しむ勇気が欲しい人にはオススメです。

ジョン曰く
たまに「昔の仲間に会いたくなる」なんて思う時もありますが、一番会いたいのは「あの頃の自分」なのかもしれませんね。
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