「年をとれば記憶力が落ちる」という固定観念を覆します

たくさんの人に楽しんでもらえると嬉しいです。この話をシェアする方法は、下の8つから選んでいただけます。

ジョンです

「年をとったから記憶力が落ちてきた……」

人生の『ベテラン』に差し掛かると、こういうセリフを口にしている人が多いような気がします。

諦めたら、そこで試合終了ですよ。

自らそう思い込むことで、本当に「記憶力が落ちたベテラン」になってしまいます。

ま、それを望むなら構いませんが……。

「寄る年波には勝てない」と言っても、実はこれ……記憶力に関しては当てはまりません。

そもそも、年をとったから物忘れをするわけじゃないんです。

『子ども』も『大人』も、物忘れをする割合は同じなんですよ。

子どもは何かを忘れても、あまり気にしません。

でも大人は忘れたことを気にするんで、まるで回数が増えているような錯覚をしてしまいます。

これだけの理由なんです。

子どもは「忘れる」ということに対して、マイナスのイメージを持っていません。

それは、忘れたことで「失敗に繋がった」「怒られた」という人生経験が少ないから。

経験を重ねていくうちに、少しずつ「忘れてはいけない」という意識を持つようになります。

そうして大人になる頃には『忘れる=良くないこと』というイメージができあがるわけです。

マイナスなイメージがなければ気にしないのは当たり前ですし、マイナスなイメージだから気にするのも当然なこと。

つまり、大人が気にし過ぎているだけの問題です。

そういった意味では「年をとると記憶力が落ちる」という世の中の常識も、気にしてしまう要因の一つだと言えますね。

スポンサーリンク
レクタングル広告(大)

脳の寿命

人間の臓器には、それぞれに寿命があると言われています。

例えば、『心臓』は一生のうちの心拍数が決まっていて、15~20億回くらい動けば寿命が終わるそうな。

もちろん心拍数は人によって違いますが、心臓は一般的に身体で2番目に寿命が長い臓器です。

反対に『腸』や『腎臓』は、多量の血液を扱うハードワークなんで寿命が短いと言われています。

※これは「規則正しい食事」や「適度な運動」を心掛けることで、寿命までの時間を遅らせることができるそうな。

このように臓器は生活習慣によっても変わってくるんで、一概に『何年』とは言い切れません。

ただ、『脳』は他の臓器と少し系統が違うからなのか、寿命に『年数』があります。

それは……200年

長すぎるわ。

ツッコみたくなりますが、これは実際に研究者が発表した数字です。

でも、脳の老化とか病気って聞きますよね?

たしかに、そういった症状はありますが、その研究者によると「脳の血管」に問題があるんだとか。

つまり、脳に血液を送る『血管』に問題があるから脳に影響がでるんで、血管を健康にしていれば「脳の現役生活」は保たれるというわけです。

たとえ200年という数字が「まゆつば」でも、それを半分に見積もったとして『100年』あります。

「年をとったから、記憶力が…」と言っている年齢では、まだまだ現役バリバリですよ。

海馬は進化する

脳の寿命の話だけでは手放しで喜べないかもしれないんで、もう一つ、希望が持てる話をしてみましょう。

それは「環境で脳が進化する」というもの。

イギリスの神経学者『エレノア・マグワイア博士』

彼がアメリカ国立科学アカデミーで2000年に発表した論文によると、「ロンドンタクシーの運転手」は一般の人より脳の『海馬』が大きくなっているそうな。

海馬という部分は記憶を支配する役割があるとして一般的に知られていますが、そこが大きい、しかも「ベテラン」になればなるほど大きいといいます。

どうやらロンドンのタクシー運転手には、何らかの刺激によって脳の神経細胞が大きく発達する『秘密』があるようですよ。

それは一体何でしょう?

ロンドンでは、すべて『個人タクシー』です。

しかも運転手になりたい人は専門の養成学校で教育を受け、そこでのメインになる教育は「ロンドンの地図」を頭にたたき込むことです。

そして、この養成学校の試験では、道路状況をキチンと把握しているかどうかをテストします。

いわばロンドンタクシーの運転手は、市内の地理に関してプロフェッショナルなんですね。

病院や美術館などの公共施設の場所はもちろん、どの道が『最短ルート』かも把握できないといけません。

ましてや、お客さんに「道がわからないので、教えてください」なんて口が裂けても言えません。

個人営業なんで、そこまで詳しくなければやっていけないんですよね。

プリンタルト

興味の問題

脳が発達する秘密は、専門的な教育のおかげだけではありません。

彼らは実際に道を走りながら、新しい情報をどんどん記憶して「脳に蓄積」していきます。

その結果、海馬が発達して大きくなったというわけです。

実験では、乗車歴30年のベテラン運転手になると、海馬の容積が3%アップしていたそうな。

「年をとれば記憶力が落ちる」と信じられていますが、そんな常識は簡単に覆りました。

ただ、これはロンドンタクシーの運転手に限ったことではないように思います。

年齢を重ねてからも「興味があるもの」については、どんどん覚えていくといった経験はありませんか?

人は興味があるものほど覚えていきます。

これを利用して「興味の幅」を広げれば、記憶の蓄積量が増えて脳が進化していくんじゃないでしょうか?

最近では高齢者でも、パソコンやスマホ、タブレットやゲーム機を使いこなしています。

「年をとったから、記憶力が…」なんていう、いままでの常識は忘れてしまいましょう。

ジョン曰く
私もたまに「ど忘れ」をしますが、こういうときは諦めずに思い出そうとしたほうがいいそうな。
結果、思い出せなかったとしても、思い出そうとすることが脳を鍛えますからね。
物忘れを気にするんじゃなく、ちょっとした「脳トレタイム」として楽しんでみては?
スポンサーリンク
レクタングル広告(大)
レクタングル広告(大)

たくさんの人に楽しんでもらえると嬉しいです。この話をシェアする方法は、下の8つから選んでいただけます。

フォローをすると更新情報を見逃しません

トップへ戻る