ジョンです
男という生き物は、女性と向かい合うと『胸元』を見てしまいます。
女性は視線を向けられていることがわかっていますし、多くの場合、それを快く思っていないでしょう。
かく言う私も、この「男の習性」には悩んできました。
視線がバレていることも、それを不快に思われることもわかっています。
でも……気が付いたら見ているんですよね~。
実に不思議です。
そもそも私は『おしり派』ですから。
あ、そういう問題じゃないですね。
でも、これって意外と重要なことかもしれませんよ。
だって『スケベ心』とは関係なく視線を向けているわけですから。
そもそもバストの役割はなんでしょう?
例えば、妊娠中に乳房が大きくなるのは、赤ちゃんが掴まり易くするためだと考えられています。
お父ちゃんのもんとちゃいますよ。
この役割は、授乳期間が過ぎた乳房が小さくなることを思えば納得です。
じゃあ、妊娠とは関係なく女性の乳房が発育しているのは何のためでしょうか?
それは『メス』としてオスにアピールするためです。
アダムとイブの子孫は別として、一般的に人類はサルから進化したと言われていますからね。
バストの秘密
サルは発情期になると、メスの『おしり』が赤く腫れることでオスにアピールをしています。
ということは当然、人類の祖先も2足歩行になるまでは、同じようなアピールをしていたわけです。
ちなみに、なぜ『おしり』なのかは、四つん這いの状態だと目線の高さにあるから。
おしりがオスの視界に入りやすい位置にありました。
やがて人類は2足歩行へと進化するわけですが……ここで問題が発生します。
「おしりが見えないじゃないか!!」
立ち上がって目線が上がることで、メスのアピールに使われていた『おしり』がオスの視界に入らなくなりました。
だからといって、わざわざオスの目の前におしりを突き出してアピールするっていうのもアレです。
私は嫌いじゃないですけどね。
じゃあ、人類はどうしたか?
これまで、おしりがアピールする部位だったわけですから、身体にもう一個『おしり』を作ればいいんですよ。
向かい合ったときのオスの視界に『おしり』と認識させる膨らみを見せる。
つまり、乳房はおしりの模造であり、繁殖のアピールをするためのものだったんです。
じゃあ、男性が胸元に視線を向けてしまうのは仕方がないですよね。
スケベ心とか関係なく、人類が生存するための本能がそうさせているんですから。
本能は無意識に働くものですから、気が付けば視線を向けているのも納得できます。
バスト以上のアピール
このように上手いこと言い訳をすれば
このように人類の進化について説明すれば、きっと女性もわかって……くれませんよね。
たとえ乳房が男性の視線を向けさせる役割だとしても、ジロジロ見られたくないことに変わりはありませんから。
おそらく女性は自身のバストが性的なアピールだと本能で理解していますし、現に性行為の際に男性が弄ぶ事実も知っています。
だから男性から視線を向けられることに不快感を持つのは当たり前のことなんでしょう。
それを売りにしている女性でもない限り、好気の目に晒されることを苦痛に感じてしまうのは当然です。
ただ……そんな女性たちに一つだけ伝えておきたいことがあります。
乳房は「おしりの膨らみ」を模造したものでしたが、実はそれ以外にも模造されている部位があるんですよ。
それは……唇。
下品な言い方をすれば、唇をアレの代わりとして魅せているんです。
男性は真っ赤な口紅を塗った女性に惹かれますよね?
それは人類の祖先がおしりでアピールしていたのと同じく、男性の本能に働きかけていたんですよ。
さらに言えば、グロスを塗って瑞々しく潤った唇は、もっと魅力的になりますよね?
詳しい説明は割愛しますが、「瑞々しい」というのは……つまりそういうことです。
これって考え方によったら、バストを全開に見せることよりも卑猥なアピールじゃないですか?
本能へのアピール度で比べたら、おしりの膨らみを模造している胸元よりも遥かに刺激的ですよ。
つまり、私が何を言いたいかというと
普段から唇で刺激的なアピールをしているなら……
メイクで、さらに卑猥度が増した唇を『魅力』としてアピールするなら……
……ちょっと胸元を見るくらいは、笑って許してもらえませんかね?
きっと女性にブン殴られるので、この話を言い訳にすることはオススメできません。
途中までは上手くいっていたつもりなんですが、結局、女性の胸元を見てもいい理由なんてありませんでしたね。
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