どうも、PC原人から進化を遂げたジョンです
前回、タブレットから消えた画像を復元するため、一人で勝手に悪銭苦闘しているお話をしました。
実はこれに続きがありまして……。
前回の結末を軽くおさらいすると……
タブレットから消えた「画像データ」は見事復元。(画質は落ちましたが……)
復元できなかった写真も、偶然、クラウドストレージでバックアップしていたんで無事でした。
とりあえずは一件落着だったんです。
でもその後、バックアップしていた写真をPCからコピーして再びタブレットに戻すと……
ファイルが開かんがな!!
どういうことやねん。
そこで問題のファイルを確認してみると……拡張子が『.php』でした。
ファイルの種類を識別するために名前の末尾に付いた.jpgや.pngなどのアレです。
ん?ちょっと待てよ……。
そもそもバックアップなんてコピーしたファイルを別の場所に移して保管するだけで、そんな事で拡張子が変換されるなんてことはないはず……。
ということは……PHPファイルはタブレットでも見ることができた?
じゃあ何故、一度外部に出したものを元に戻しただけで画像が見られなくなったのか。
一体、このタブレットの仕様はどうなっているんだ?
いや……そんなことはどうでもええねん。
即、解決
結局、このままじゃタブレットで見られないし、私のPCでも『Windows フォト ビューアー』なるソフトを使わないとPHPファイルの画像は開きません。
それなら、いっそのことJPGやPNGに変換したほうが後々便利なわけですよ。
というわけで今回は、PHPファイルの画像データを他の拡張子(.jpgや.pngなど)に変換する方法のご紹介。
そもそも『.php』とは、PHPと呼ばれるスクリプト言語を含んだHTMLファイルに付く拡張子のことで……
いや、そんな小難しいことはどうでもええわ。
普通に画像を見られたら、それでええねん。
聞けば一般的には「専用の変換ソフト」を使うのがセオリーのようで、実際に調べてみてもオススメソフトの情報ばかり。
でも……たかだか数枚の画像データを変換するためにソフトを購入するなんて勿体ない話。
そこで「既存のソフト」を使って変換することにします。
ただ、私はそれほどPCに詳しいわけじゃないんで、やっていることは非常に泥臭い自己流です。
おそらく上級者の人や専門知識がある人からすれば「へそで茶を沸かすレベル」でしょう。
それでも自分なりに使える方法だと思っているんで、同様に「画像データを変換したい」となった場合の参考にしてもらえれば幸いです。
……と、ここでいきなり後日談を挿みますが、先日、ブログ訪問者の方にご指摘を頂きました。
実は……エクスプローラーでファイル名を書き換える際に、拡張子も変更すれば可能なんだとか。
まさか……。
じゃあ、ちょっと試してみましょう。(※ファイルを直接イジるんで、念のためコピーを用意しました)
まず、エクスプローラーを開いて
拡張子を書き換えます。
すると注意書きが出てきますが……
問題なく変換できちゃいました。
なんてこったい!!
わざわざ私の方法を説明するまでもなく、問題が解決してしまいましたよ。
……というわけで
画像がPHPファイルの場合、エクスプローラーのファイル名を書き換える際に拡張子も変更すれば、簡単にJPGやPNGファイルに変換ができましたとさ。
めでたし、めでたし。
……
いや、話が終わってもうとるがな!!
本題に入らずに終わるって、どういう状況やねん。
とまあ、そういうわけなんですが……
せっかく拡張子の変換方法を見つけたんで、このまま話は続けますよ。
まぁ拡張子を書き換える際にも「ファイルが使えなくなる可能性があります」なんて注意書きが出てきますし……。
ほぼほぼ問題ないことは実証済みなんですが、わざわざ警告があるってことは万が一にも出来ない可能性だってあるわけで……。
そんな場合の代替策やないんですが、「こんな方法もあるよ~」的な感じで参考にしてもらえれば幸いです。
じゃあ早速、その方法を説明していきましょう。
私が行っている方法とは……
『Word』か『ペイント』に貼り付けて「図形」として保存するだけ。
以上、ありがとうございました。
……
いや、終わってどないすんねん!!
「せっかくだから説明したい」的な感じのテンションは何処に行ってん?
……と、冗談は置いといて。
ここからは実際の画面を見ながらの説明です。
※前提として、PCが苦手でもわかるように基本操作も交えて丁寧に説明していきます。
「それぐらいできるわい!」という場合は、要点だけを見て軽く流してください。
※※それと確認ですが、ファイルをイジるのは自己責任ですんで。
Wordで変換
Wordに画像を貼り付けて新しい図形として保存すれば、その際に拡張子を選ぶことができます。
これを利用してファイルを変換するのが、私なりに考えた方法です。
じゃあ、まずは基本的な方法として「コピペ」や「ドラッグ&ドロップ」などで画像を貼り付けるところから……。
コピペ
ちなみにコピペって言うのは『コピー&ペースト』の略ですが、それはどうでもいいですね。
まずフォルダを開くと、PHPファイルは変な絵で表示されていたりします。
これを選択して右クリックでコピー
※ちなみに左上の『コピー』って所を押しても同じです。
これで準備はOK
次はWordを開いて右クリックで貼り付けます。
ちなみに左上の『ホーム』をクリックして開き……
左側にある『貼り付け』をクリックしても同じです。
私的には右クリックの方が楽ですね。
と、まあこんな感じで『貼り付け』をすると……
Wordの画面に画像が貼り付けられます。
ドラッグ&ドロップ
次はコピペよりも更に感覚的な『ドラッグ&ドロップ』
やっていることはコピペと変わりませんが、せっかくなんで説明しておきますよ。
ところで、最近のスマホ世代は「逆にPCの基本操作ができない」なんて耳にしたことがありますが、本当なんですかね?
ま、そんなことはどうでもいいですね。
まず『Word』の画面を開き、次にエクスプローラーを開いて変換したい画像が入っている『フォルダ』を開きます。
あとは
- 『画像』をクリックして
- ボタンを押したまま『カーソル』をスライドさせて
- 『Word』の画面の上に来たらボタンを離す
これだけのこと。
ちなみにドラッグとは引きずる、ドロップとは手放すという意味なんで
- ボタンを押している状態を「掴む」
- そのままカーソルを動かすと「掴んだまま引きずる」
- 目的の場所でボタンを離すと「掴んだ手を放す」
みたいな感じですかね。
「掴んで放す」なんで、この操作は基本的に『移動』させる方法です。
だからカーソルを動かしている途中に赤枠のところでボタンを離してしまうと、そのままファイルが移動しちゃいます。
目的地までは離さないように気を付けましょう。(たまに私がやっちゃう)
※ちなみに別のフォルダへコピーするんであれば、本来は『Ctrlキー』を押しながら操作をする必要がありますが、今回のように『Word』などのソフトを開いている上にドロップする場合は、勝手にPCがコピーとして扱ってくれます。
画像を挿入する
コピペやドラッグ&ドロップのほうが“感覚的”にわかりやすいんで、敢えてそっちの方法を説明しましたが……
実はわざわざエクスプローラーを開かなくても、直接Wordで画像を『挿入』できます。
まずWordの画面で、左上の『挿入』をクリックして開き……
そして『画像』をクリック
すると画像を選ぶ画面が出てくるんですが……
普通にフォルダを開いたときはあったのに……消えている。
その理由は右下にあるフィルターが“すべての図”になっているからで、今は「画像の挿入」という作業をしているから、PCが親切にも図だけに絞り込んでくれているわけです。
挿入するのは画像なのに不思議ですね~。
もしかしたらPHPファイルは画像として認識されていないのかもしれません。
ま、そんなことはどうでもいいんですよ。
挿入さえ出来ればそれでいいんです。(なんか表現がヤラい)
というわけでフィルターをクリック
ズラズラっと形式が出てくるんで、一番上の『すべてのファイル』を選択
すると探しているPHPファイルが出現します。
あとは画像を選択して『挿入』をクリックすればOK
コピペかドラッグか挿入か、お好みの方法で画像を貼り付けてください。
貼り付けた画像を保存
見事、Wordに画像を貼り付けられました。
後は画像を右クリックして『図として保存』を選択
すると保存画面が出てくるんで
- 保存する場所(フォルダ)を選んで
- 名前を付けて
- ファイルの種類を選んで
『保存』をすれば終了。
ファイル形式について参考までに言うと……
JPGはファイルが小さくなる代わりにデータを更新すると劣化するから、加工や編集が終わった画像を最終的に保存するとか、単純に写真や画像を保存するだけなら最適だとか。
PNGは劣化しない代わりにファイルが大きくなるんで、加工や編集途中の保存で使われたり、また簡単な図形ならJPGよりもデータが軽かったりするのも特徴だとか。
……とまあ、それなりに目的があって使い分けられるようです。
でも私は、特に気にすることもなく保存画面にデフォルトで表示されている拡張子を選んでいますけどね。
※ちなみにJPGでもファイル名書き換えるくらいじゃ劣化はしないそうな。
ペイントで変換する
これまで説明した方法は「Microsoft office」のWordが前提なんで、それ以外の文書作成ソフトだと思うようにいかない場合があります。
- コピーしたのに貼り付けができない
- 画像の挿入ができない
- 画像は貼り付けたけど、図として保存ができない
などなど
そんな場合は『ペイント』が使えます。
画像を貼り付ける
『ペイント』を開くと白いキャンバスが出てくるんで、ここに画像を貼り付けて保存するわけですが……
先ほどのようなコピペをしようとしても、左上の『貼り付けボタン』が使えなかったりします。
そんな場合は『貼り付け』にカーソルを合わせて、下側の『オプション機能』を選択。
表示されたオプションの中の『ファイルから貼り付け』をクリック
これは先ほどのWordで言うところの『画像の挿入』と同じ機能です。
クリックすると選択画面が出てきますが……
フィルターの絞り込みが『すべてのピクチャファイル』になっています。
やはり『PHPファイル』は画像として認識されないんですね。
というわけで、フィルターをクリックして『すべてのファイル』を選択します。
探している画像が出てくるんで選択して『開く』をクリック
すると先ほどの白いキャンバスに貼り付けられますが……
場合によっては、あまりに画像が大きくてビックリするかもしれません。
でも大丈夫です。
元々、それくらい大きいサイズの画像だったんだと思ってください。
あとは『保存』をするだけ。
画面の一番左上にある『ファイル』をクリックして、メニューを開いたら『名前を付けて保存』を選択
保存画面が出てくるんで
- ファイルを置く場所(フォルダ)を決めて
- タイトルを決めて
- ファイルの形式を選んだら
『保存』をクリックして終了。
見事『ペイント』でも変換できました。
ドラッグ&ドロップは可能
ペイントの場合、フォルダからのコピペは出来なかったんで画像の挿入をしましたが、実は『ドラッグ&ドロップ』が可能です。
ペイントを開き、画像が入っているフォルダも開き、あとはドラッグ&ドロップをすればOK
正直、こっちの方が簡単ですね。
結局は楽なほうがいい
いかがでしたでしょうか?
このようにPHPファイルが『画像』だとわかっているなら、Wordやペイントなど元々のソフトだけでも簡単に拡張子を変換できます。
でも……
エクスプローラーで拡張子を書き換えたほうが、断然、楽なんですよね~。
それを知っちゃったら、この方法は非常に回りくどくて、決して最善とは言えないかもしれません。
ただ説明の前にも言いましたが、注意書きが出るってことは”万が一”という可能性もあるわけで、そんな場合の代替策として役立ててもらえれば幸いです。
それではまた、別の話でお会いしましょう
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