どうも、若い頃に前歯が折れて差し歯になったジョンです
新陳代謝が高いせいか、傷の治りが異常に早い私。
免疫力も高いのか、風邪は半日~1日で治り、周囲でインフルエンザやノロウイルスがアウトブレイク的に流行ったときでも我関せず。
それだけ聞けば、わりと健康体に生まれてきたように思えるんですが……
どういうわけか『歯』だけは丈夫じゃないんですよね~。
子供の頃から虫歯が多く、いつも悩みの種でした。
ちなみに「虫歯や治療済みの歯の平均本数」を“おおよそ”で出したら次のようになります。
10代で3本
20代で6~8本
30代で10~11本
40代で11~14本
50代で13本
60代で11~12本
あれ?意外と多い……。
いやいや……私はもっと多い。(自慢にならん)
というわけで今回は、人より治療本数の多い私が『虫歯』についてアレコレと語ります。
歯を磨いても虫歯になる
「虫歯になるのは自己管理の問題」として見られますが、私はべつに歯磨きを怠っていたつもりはありません。
幼稚園では手鏡で口の中を確認しながら磨くことを覚えましたし、小学校では一本一本丁寧に磨くことを覚えました。
人より虫歯が多い分、人より歯磨きを気にしているわけで、テレビで「虫歯予防の磨き方」が紹介されていたらすぐに取り入れたくらいです。
にもかかわらず……気付けば虫歯になっているんですよ~。
ああ、無情。
よく「軽度の虫歯は磨けば治る」とか「歯の再石灰化」なんてことを言いますが、実感が持てない私は俄かに信じられませんでしたよ。
だって……めっちゃ磨いてるっちゅうねん。
歯周ポケットを意識して磨いているし、デンタルフロスだって使うし。
それでも虫歯になったっちゅうねん。
そんな思いを抱えながら日々を過ごしていたら、ふと気になりました。
ずっと健康な歯を保っている人は、一体、何をしているんでしょう?
もしかしたら……根本的に”何か”が違うのかもしれません。
歯の磨き方が違うのか?
歯を磨くタイミングが違うのか?
或いは生活習慣の違いから探れば、虫歯予防のヒントが見つかるかもしれません。
でも冒頭のデータが示すように、皆なんだかんだで虫歯になっていますからね~。
誰かが「歯医者さんに通っている」「虫歯が痛い」なんて話題を出せば……
「自分も虫歯がある」「先月まで治療してた」なんて感じで“虫歯談義”に花開くばかり。
それが数年前……
たまたま知人と話しているときに、彼が「生まれてから一度も虫歯になったことがない」ということを知りました。
たしかに口の中を見せてもらうと、歯医者さんの使う「模型」のように真っ白な歯が綺麗に並んでいます。
そこで早速、彼に“虫歯予防の秘訣”を尋ねたら……「べつに何もしていない」とのこと。
いやいや、そういうんええねん。
こういうのは「わざわざ言うほどの事じゃない」と自分で思っているだけで、絶対、何かしているはずなんですよ。
「いや、ホンマに。歯を磨かんでも虫歯にならんし……」
はぁ?
「だって体質やから」
いやいやいや……どういうことやねん、おい
聞けば「異常に唾液が出やすい体質」らしく、彼が定期検診で通っている歯医者さんからも、虫歯にならない理由はそれだと言われているそうな。
だから口臭を気にして朝に磨くだけで、夜は磨かないし、実際にずっと歯を磨かなくても虫歯にはならなかったと言います。
なんじゃそりゃ!
わしゃ毎食後に歯を磨いても虫歯になったっちゅうねん!!
なんでしょうね……神のイタズラでしょうか?
……とはいえ「唾液」に秘密がある事を知っただけでも儲けもんです。
よくよく考えれば、私は唾液が少ないのかもしれません。
食事の際も口の中の水分を飲み物に頼ってしまうほどですからね。
それ以来「唾液」というキーワードも頭に入れて虫歯予防をするようになりましたよ。
痛みに慣れた
人間というのは、ずっと痛い思いをしていると“ある程度”なら慣れてくるもんです。
それが良い事か悪い事かはわかりませんが……。
ただ、少なくとも私は「痛みに耐えられなくなるまで歯医者さんに行かない」という……明らかな悪循環になりましたけどね。
慣れというのは怖いもんで、「これくらいの痛みなら大丈夫だろう」なんて思った時には既に酷い虫歯になっているもんです。
だからそのまま放置していると、ある時を境に「尋常じゃない痛み」が襲ってくることになります。
今までで一番酷いときなんかは、もう我慢がどうとか言っていられないレベルに辿り着いてしまって、あまりの痛さに膝から崩れ落ちそうになりましたよ。
自分でも思います……アホですよ、この男は。
ただ一つ強がりを言わせてもらえば、虫歯の痛みだけじゃなく「治療の痛み」にも耐性ができたのは不幸中の幸いかもしれません。
「我慢できないくらい痛かったら麻酔しますから」と言われて、麻酔をせずに終わったり。
親知らずを抜いたときも、人が言うほど痛いとは感じなかったり。
もちろん麻酔を使ったことがないわけじゃありませんよ。
深い部分の治療だったり神経を抜くときには、当然、麻酔をしてもらいますから。
私、ドМじゃないんで。
それでも「麻酔が切れたら痛くなるから」と痛み止めの薬を渡されても、大抵は飲むほどに痛みを感じることがありませんでした。
思えば、悪くなる痛みより「良くなる痛み」のほうが我慢できるのかもしれません。
とはいえ……「歯の痛み」なんて経験はする必要なんてないんですけどね。
「痛みの数だけ優しくなる」なんて言いますが、私は虫歯の数だけ優しくなった覚えはありませんから。
歯科助手さんと歯科衛生士さんは口説けない
歯科医院という殺風景な場所に咲く“一輪の花”
男の憧れと言われるナースさんよりも、実はそれ以上の人気を誇るのが歯科助手さんや歯科衛生士さんです。
それを目当てに定期検診や歯のクリーニングに通う男性もいるとかいないとか。
とにかく可愛いし、美人ですからね。
たしかに「マスクをすれば3割増し」なんてことも言われていますが、そんなことはどうだっていいんです。
“気持ちイイこと”をしているときも、常にマスクをしてもらったらいいんですから。
いやいや、冗談ですよ。
そんなことをしたら……「顔出しNGの素人AV」みたいになりますからね。(そういう問題じゃない)
……それはさておき
最近、また歯医者さんへ行ったんですよ。
と言っても、以前のように「痛みが酷くなるまで放置している」なんてことはありません。
ここ10年ほどは、痛みが無くても虫歯を治しに行くようになりましたから。(ま、それが当たり前なんですけど……)
そして、その時にふと思います。
こんなに魅力的な女性を前にして、何もせずに放っておくのは男としていかがなものかと。
聞けば親友は、受付で歯科助手さんに声を掛けて彼女にしたそうな。
ならば私にだって、そのチャンスはあるはず!!(何を張りあうねん)
でも私……今まで虫歯になりまくっていたんで。
レントゲンを撮ったら、本気で恥ずかしいくらいに治療の後が写るんで。
そんなもんを見られているんですから、絶対に裏で「治療した歯、多すぎじゃね?」って笑われているんですよ……。(偏見がすごい)
そんな男が声を掛けたとして、どうなります?
そもそも彼女たちは「美しくて健康な歯」を善しとする仕事ですよ。
どうせ「虫歯の治療をしまくった男」なんて“歯糞”程度にしか思っていないし……
今までに使ったデンタルフロスの“本数”くらい、気に留めるほどの価値も無いんですからね!!(偏見が酷い)
……
いやぁ~
こんなに卑屈になってしまうなんて……虫歯って怖いですね。(それは関係ない)
それではまた、別の話でお会いしましょう
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