ここは「喫茶店での談話感」をコンセプトに、数分間をくつろぎ、そして楽しんでもらうことを目的とした雑記ブログです。

あなたも是非、お好きな飲み物を片手にお楽しみください。

※コーヒーなどの画像は、“お茶している感”を出すための雰囲気作りです。特に話の内容とは関係ありませんので悪しからず。

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話したいのは仏教よりも、『男気』溢れる地蔵の生き様

 

ジョンです

 

尊敬する人物を3人挙げろと言われたら、一体、誰を選ぶだろう。

たまにそんなことを考えます。

尊敬したり憧れたり。

自分の中で大きな存在になっているなら、きっと人生にも大きく影響しているはず。

だから、これがハッキリしていれば「自分が何処に向かっているのか?」という、その方向が見えてくるような気がするんです。

 

あなたはどうですか?

芸能人やアスリート、身近な誰か、二次元の住人。

私は、いつも3人には絞り切れません。

この世界には尊敬する人があまりにも多すぎるし、憧れる生き様が多すぎる。

『男の美学』という観点に絞り込んでも、両手じゃ足りないほどです。

 

ただ、そんな中でも「この人だけは外せない」という人物が一人だけいます。

それが『地蔵菩薩』

「はぁ?」って思うかもしれませんね。

普通に考えたら「お地蔵さんが好き」ということはあっても、尊敬とか憧れの対象とは違うような気もします。

 

ただ、私は地蔵菩薩の話を聞いて、その生き様に惚れ、純粋に男として「カッコイイ……」って思ったんですよ。

というわけで今回は、私が尊敬している地蔵菩薩のお話。

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地蔵菩薩といえば六道

ちょっとここで地蔵菩薩の話に行く前に、前提知識として『六道』の話をさせてもらいますね。

六道とは、地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人道・天道のことで、私たちの住む世界は、これら6つの世界から成り立っているというのが仏教の考え。

人間であれば人間界にいますが、悪いことをすれば地獄や畜生の世界に生まれ変わり、善いことをすれば天に生まれ変われるというものです。

 

そして、この世界を永遠と回り続けることを『輪廻(りんね)』といい、この輪廻の輪から抜け出すことを『解脱(=悟りを開く)』と言います。

すごろくで言えば『あがり』のようなもんで、まさに現代人が求めているような安定した生活が待っているわけですよ。

 

残念ながら六道にいる限り、行い次第で悲惨な世界に生まれ変わるかもしれないし、たとえ人間界に生まれたとしても苦しむことばかり。

だから人として生きているうちに修行をして、『あがり』を目指しましょうというのが原始仏教です。(※私の解釈)

ちなみに、天道にいても寿命はあるんで(だいぶ長い)いずれは生まれ変わりますし、ほぼ満たされているから修行にはなりません。

 

……さて

地蔵菩薩は、この六道を巡って『衆生(=全ての生き物)』を救済してくれています。

私の勝手なイメージですが、ちょくちょく顔を出しては「おい、大丈夫か?何かあったら遠慮なく言えよ」と声をかけてくれている感じです。

※ちょっとカッコイイ演出にしました。

そこで気になるのが「なぜ、地蔵菩薩は六道を巡っているのか?」ということ。

そのエピソードこそが、私の尊敬している地蔵菩薩の生き様なんです。

地蔵菩薩の話

お釈迦様が入滅(亡くなった)したことにより、この世には仏がいなくなりました。

もちろん、ずっといないわけではなく、次代の仏として『弥勒菩薩』が出現してくれます。

でも、まだまだ修行中ということで、この世にあらわれるのは「だいぶ先」になるんだとか……。

そこで地蔵菩薩が「弥勒菩薩が出てくるまでは、私がその役目を引き受けましょう」と手を挙げました。

しかも、人間界だけじゃなく六道すべての衆生を救うという決意のもと、「一切衆生済度の請願を果たさずば、我、菩薩界に戻らじ」と宣言します。

 

私がこの話の中でも好きなポイントは、地蔵自身は『一切智成如来』という仏でありながら、あえて菩薩のままでいるということ。

如来=仏、悟りを開いた者
菩薩=悟りを求める修行者

厳密にいえば、すでに悟りを開いて「いつでも仏になれる状態」でありながら、自ら仏になることを拒否しています。

 

その理由は……如来になると動きにくいんだとか。

「大人の事情」ってやつですかね?

だから如来は自分の代わりに『使い』を送ったり、ときには「○○如来の化身」なんて姿を変えて活動していることもあります。

 

でも地蔵菩薩は、自らが足を運ぶことを選びました。

しかも菩薩でありながら、わざわざ修行僧の恰好をして。

※基本的に菩薩というのは、『装身具』を身につけてオシャレな格好をしています。

そういうところも「カッコイイなぁ……」なんて思っちゃうんですよ。

 

私には地蔵菩薩が男前に見える

正直に言うと、地蔵菩薩の話は「イイ話」ですが、普通に考えたら「カッコイイ」とか「男が惚れる」という内容でもありません。

でも私は地蔵菩薩の生き様に、なにか『男の美学』のようなものを感じてしまいました。

それは私がこの話を聞いたとき……頭の中で「男気溢れる地蔵菩薩」が描かれていたからなんです。

 

というわけで最後にお話するのは、私の目に映った地蔵菩薩の姿。

「きっとこんな感じだったのかなぁ……」なんて思い描いたお語です。

 

ーここは菩薩様たちの世界ー

大変!大変!お釈迦様が入滅したから、人間界に仏がいなくなっちったよ~!

な~に慌ててんの?大丈夫だよ~お釈迦様の代わりはいるから

それって弥勒菩薩でしょ?……たしか修行中だよね?

まぁ、今はね……でも修行を終えたら出世するから問題ないでしょ~

え?ちょっと待って……修行ってどんくらいかかるもんなの?

たしか……56億7000万年くらい?

長ぇよ!!みんな苦しみっぱなしじゃねぇかよ!

おいおい、どうしたんだい?馬鹿に騒がしいじゃねぇか?

あ!地蔵菩薩さん

まったく……うるさくて昼寝もできやしねぇよ

またそんな……呑気に昼寝なんてしてる場合じゃないですよ

なんかあったのかい?

知らないんですか?お釈迦様が入滅しちゃったんですよ!

そうかい……お釈迦様がねぇ……

だから、人間界に仏がいなくなるって大騒ぎで……

なんでぇ、代わりはいねぇのかい?

一応、弥勒菩薩が修行を終えたら出世する予定なんですけど……

じゃあ、いいじゃねぇか

それが56億7000万年先になるっていうんで……

あ~、そいつはチョット長げぇなぁ……人間の寿命じゃ、待ってられねぇやな

だから大変なんですよ!!

まぁ待ちなって、そんなら誰かが出張りゃいいだけの話じゃねぇか

そんな簡単に……お釈迦様の代わりですよ?

なんでぇなんでぇ、誰も行くやつぁいねのかい?

……

わかったよぉ、誰も行かねぇってんなら……オイラがその役、引き受けたぜぃ

えぇ!?本気で言ってるんですか?

本気も本気、オイラ寝言は寝てからしか言わねえよ

でも地蔵菩薩さん……もうすぐ如来様になるはずじゃ……

いいんだよぉ、六道を廻るにゃ菩薩のほうが都合がいいってもんよ

六道?!全部の世界の衆生を救済するつもりですか?

当たりめえよぉ、やるからにゃあ徹底的にやるぜぃ、それに……

それに?

苦しんでる命に、地獄界も人間界もねぇだろ?

地蔵菩薩さん……

じゃあ、行くわ

えぇ~!?もう行くんですか?

人間界に仏がいなくなったんだぜ?……これ以上、待たせてらんねぇよ

でも、その恰好のままじゃ……まるで修行僧じゃないですか

動きやすくていいだろ?これも修行のうちってね……あ、そうそう

なんです?

言っとくけど……全ての衆生を救うまで、ここには帰んねぇぜ

また、そんなこと言って!

……わりぃけどよぉ、弥勒菩薩に言伝しといてくんねぇか?

なんですか?

こっちのことは心配しなくていいから、アンタは安心して修行に励んでくれって

……まったく……あなたって人は

じゃ、ちょっくら行ってくるわ

 

……

「よお!オイラ地蔵ってんだ」

「こんななりしてってけど、一応、菩薩だから、よろしく頼むぜぃ」

「え?どんな御利益かって?」

「構うこたぁねえやな、アンタらの苦しみ……全部、オイラに持ってきな!!

 

ジョン曰く
もともと地蔵菩薩の話に『男気』があるのか
私のフィルターを通ったからそうなったのか
いずれにせよ、私にとっては「男気溢れる地蔵菩薩」であり、尊敬する生き様です。
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談話
ジョン松田(マツデン)

珈琲とプリンと唐揚げが大好きな左利きの愛煙家。
雑記ブログ『ジョン曰く』の狂言回し。

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