ジョンです
私は『高所恐怖症』というやつです。
どれくらいのレベルかと言えば……脚立の3段目まで。
それを『高所』と言ってしまったら、ビルの屋上は何と言えばいいんでしょうか?
そこは高所でいいですね。
高所恐怖症とは、高い所に登ると「落ちちゃうかもしんない…」という不安が襲ってくる『不安障害』
(もちろん「どれくらいの高さから怖くなるか?」には個人差があります)
これは、単に「高い所が苦手」なのとは違いますよ。
高い場所で危険を感じることは、人間の『本能』だから正常なんです。
たとえ高所恐怖症でなくても「落ちたらアウト」の高さになれば、だいたいの人が怖くなりますよね。
ただ、高所恐怖症となると、「身動きがとれない」など極端になってしまう場合があるので、日常生活に支障をきたす人もいます。
私の場合はそれほど支障もなく、自分が高所恐怖症だということすら忘れていますが、たまに脚立に登る用事があれば足がすくんでしまいます。
原因は人によって様々ですし、心理的な問題なので一概には言えませんが、一般的に言われているのは「高所に関する記憶」じゃないでしょうか?
例えば、高い所から落ちたとか、高い所から降りられなくなったとか。
もちろん、このような経験をしていても恐怖症になるとは限りませんが、可能性はあるでしょう。
「落ちること」は誰だって怖いもんですが、経験が「ある」と「無い」では、恐怖の度合いも違ってきますからね。
私は子どもの頃に遊具から落ちたことが何度もありますし、今でも鮮明に覚えているのは公園の遊具から泣きながら降ろしてもらっている記憶です。
自分でもわからない
高所恐怖症になると「高い場所」が怖くなります。
場合によっては飛行機に乗れなかったり、ビルや展望台に登れなかったり。
先ほど私は、日常生活に支障が無いと言いました。
普段から『脚立』に登ることがないからですが、それだけではありません。
実は、展望台や高層ビルから見下ろす景色は大好きなんです。
わざわざ登りに行くぐらいですし、『恐怖』を感じることもありません。
展望台などにある「ガラスの床」も、まったく平気です。
「それって、どうなの?」なんて自分でも思いますよ。
脚立に比べたら、はるかに高い場所ですからね。
でも、それには理由があって……落ちない確信があるからなんです。
どうやら「落ちるかもしんない…」という不安よりも「落ちるわけがない」という確信が勝てば平気なんでしょう。
反対に「落ちるかもしんない…」という不安が勝てば、恐怖症のお出ましです。
これを単純に高さで線引きができれば、人に説明しやすいのですが……。
×脚立
○屋上
○吊り橋
×遊具
○屋根の上
×スキーのリフト
○鉄道
○飛行機
なんだかよくわかんないですね。
自分を変えるために
ちなみに『観覧車』は絶対に無理です。
だってゴンドラが取れちゃったらどうします?
もちろん、そんなわけないから営業しているんですが、私には『確信』が持てません……。
(関係者の人、ごめんなさい)
こんな男性を女性の人はどう思うでしょう?
観覧車デートで、緊張で手を出せない弱気な男だと思っていたら……実は怖いから動きたくないだけだったとか。
「ロマンチックとかどうでもいいから、早く下に降りたい!」みたいな
え?話がリアル過ぎ?
気のせいですよ。
日常生活に支障が無いといっても、できれば克服したいと思っています。
どうすればいいのでしょうか?
1つ1つの高所に対して、落ちないという確信をしていくとか……。
それは面倒くさい。
いっそのこと、高い場所から飛び降りてみましょうか?
もちろん『バンジージャンプ』ですよ。
実は以前から思っていたんです。
「バンジーで、ものすごく高い場所から飛び降りた経験があれば、それより低い場所なら平気になるんじゃないか?」
「自分から飛び降りる経験をすれば、 落ちることに対して少しは恐怖がマシになるんじゃないか?」
荒治療ってやつですね。
ですが、そのうち挑戦しようと思っていますよ。
ま、具体的な予定はありませんけど……。
最終的な目標は世界一の高さと言われる『マカオタワー』
ここでバンジーが出来れば、人生が変わるかもしれません。
ま、私の場合はマカオに行けた時点で人生が変わっていますけどね。