花にまつわる雑学を3つだけ語る

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BGM始めました』(※要Flash player)

ジョンです

私の一番好きな花はバラです。

ジャケットを羽織る際は、胸元に挿せない代わりに、襟に「バラのピンバッジ」をあしらっています。

もちろんバラ以外の花も好きですよ。

懸命に生きて咲かせた花は、どれも美しいものばかりですから。

私の好きな言葉に、花にまつわるものがあります。

「百花春至って誰が為にか開く」
(ひゃっかはるいたって、たがためにかひらく)

春が訪れ、野に花々が咲き誇るのは誰のためなのか?

誰のためでもありません。

みんなに「春が来たよ」と知らせているわけでもなく。
目にする私たちの心を癒し、楽しませるためでもない。

ましてや「私って、こんなに美しいのよ」と、自分をよく魅せるためでもありません。

ただ精一杯に生きた姿が『花』であり「命の美しさ」なんです。

夏に疲れ、秋に憂い、冬に耐え、やがて春となった「今」に花を咲かせる。

「見事に咲かせよう」とは思ってもいないし、「この冬を越せたら咲けるのか?」なんて心配事は微塵も考えちゃいません。

たとえ周りの好みに合った花でなくても、そんな事は問題じゃない。

もとより誰のために咲いているわけでもないんですから。

でも確実に言えるのは、その花は美しいということ。

だから私は、この言葉を世界中の、特に「自分に自信がない」という女性に届けたい。

「日々を精一杯生きている君は、紛れもなく美しい」と。

……

……あれ?今日はこういうテンションなんですかね?

というわけで、花にまつわる雑学から3つを紹介します。

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月見草

月見草……。

数ある花の中でも、なかなか風情がある名前です。

ただ残念ながら、現在一般的に「月見草」と呼ばれているのは『待宵草』などのことで……本物の月見草ではありません。

本来、月見草は非常に弱い草花で、野生ではなかなか育たないといわれているほど。

よくよく考えてみりゃ、自然のものが野生で育たないってオカシな話ですが、要するに、道端や山道で気軽に出会えないということです。

じゃあ、私たちが月見草と呼んでいた「黄色い草花」は何だったのか?

先ほども言いましたが、多くの場合「マツヨイグサ」や「オオマツヨイグサ」などのことを指して言います。

これらは月見草ととてもよく似ていることから、俗称的に「ツキミソウ」と呼んでいるだけの話。

同属種なんで、一緒にされても仕方がないんですけどね。

ちなみに月見草の花の色は白色で、夏になると四弁花の優しい花を咲かせます。

花言葉は「浴後の美人」

「おぉ~、浴衣から覗かせる、うなじの後れ毛もええやん♪」なんてことを思わせてくれるほど、美しい花とスマートな葉の形が特徴です。

月見草というだけあって、夜空に月がのぼり始める夕刻から咲かせる、白く美しい花。

やがて太陽が昇り始める頃、静かにつぼみとなり、その姿は薄いピンク色に染まる……。

風情を通り越して、まるで恋物語を見ているような気分にさせてくれる花です。

紫陽花

紫陽花の八重咲く如く、弥(や)つ代にを、いませわが背子、見つつ思(しの)はぬ
作・橘諸兄(たちばなのもろえ)

古くは万葉集でも詠われているほど、アジサイは昔から親しまれている日本の花です。

ちなみに歌の意味は

「紫陽花の花が幾重にも群がって咲くように変わりなく、いついつまでもお健やかでいてください。わたしはこの花を見るたびにあなたを思い出しましょう」

一度でいいから、こんな歌を詠まれたいもんです。

……さて

梅雨の時期に花を咲かせるアジサイは、その花が様々な色に変化することから「七変化」とも呼ばれています。

七変化……一体どんな風に変わっていくんでしょうか?

アジサイの花は、萼(がく)の部分が大きく変化した種類で、ほかの花の萼が緑であるように、アジサイの花も最初は「緑色」をしています。

やがて花が大きくなるにつれて緑の「葉緑素」が壊されていき、アントシアニンという色素によって、だんだんと色が変わってくるという仕組みです。

これは以前、紅葉の話をしたときにも出てきましたが、それと同じようなもんですね。

アジサイは「花びら」ではなく「萼」ですから。

木にまつわる雑学を3つだけ語る
「紅葉」「街路樹」「切り株」がキーワード。そういえば、小学生の図工の時間に彫刻刀で鳥を彫ったことがありました。久しぶりに何か彫ってみたいですね。

そして花も盛りを過ぎてしまうと、だんだんとその色素は分解されていき、やがて色褪せて終り。

アジサイは、この一連の変化を指して「七変化」と称されます。

……ん?

ちょっと待ってくださいよ。

アジサイは赤色だけじゃなく、青や紫の花が咲きますよね?

というか、私は寒色のイメージのほうが強いような……。

実は、これ……土壌が大きく関係しているんです。

アジサイの青色には、アントシアニンのほかにアルミニウムが必要で、これを根から吸収することで花が青くなります。

アルミニウム自体は、どんな土の中にも多少は含まれているもんですが、土が酸性じゃないと水に溶けだしません。

だから中性やアルカリ性の場合には、根から吸収されずに花が赤くなるというわけです。

紫の場合は、その赤と青の「中間」ということになりますね。

アジサイが同じ株でも違う色の花を咲かせるのは、アルミニウムが吸収されやすい土地に根を伸ばしている部分と、そうでない部分があるからです。

根を下ろした土壌から得たものにより、花の色を変えるアジサイ。

言うなれば「環境に染まる」という感じでしょうか。

サボテン

「美しい花には棘がある」という言葉は、女性をバラに見立て「うかつに手を出すもんじゃない」といった意味で使われます。

何も美しいのはバラに限ったことでもないんですけどね。

棘がある花の話をするんだったら、サボテンだって色鮮やかで美しい花を咲かせますよ。

棘、多すぎですけどね。

……ヤンデレでしょうか?

「抱き締められると、私はアナタを傷つけちゃう」って?

やかましわ

サボテンは西部劇などで荒野に佇んでいるイメージがありますが、それもそのはず、アメリカ大陸にしか分布していない植物です。

日本では普通に売っていますけどね。

マメに水を与えなくていいってことで、私も育てていましたよ。

「今日は水やりサボってん」って。

テンションがよくわかんないですね。

サボテンの棘は何のためにあるのか?

「動物から身を守るためでしょ?」

たしかに、サボテンが見られるのは砂漠などの乾燥地帯。

のどが渇いた動物が水分を求めてかぶりつこうとしても、棘があるから「手」ならぬ口を出せないでしょう。

ただ、棘の役割はそれだけじゃありません。

というか……サボテンの棘には、もっと色々な役割があります。

そもそも、あの棘は葉の表面が変化したものです。

一般的な植物の場合、面積の広い葉を持っていて太陽が当たると、そこから水分が蒸発するようになっています。

でも砂漠でそんな葉を持っていたら、すぐに枯れちゃってアウトなんで、サボテンは水分の蒸発を防ぐために棘を持つようになりました。

また、サボテンの棘には強い日差しを拡散させる「冷却装置」の役目もあって、仮に棘を全部取ってしまうと、表面温度が10度も上がってしまうそうな。

さらには、あの棘が「空気中に浮遊している水分」をキャッチするはたらきもしています。

これは空気中の水の分子が静電気に帯電して、尖った棘の先端に付着するんだとか。

実はサボテンは、こういった棘のはたらきがあるおかげで、朝夕に霧さえ発生する場所なら雨が降らなくても生きていけるといいます。

ちなみに、サボテンが砂漠で生き抜くための知恵は棘だけじゃありません。

例えば、幹の皮が厚く、表面がつやつやしているのも水分を逃さないため。

また、雨の少ない地域のサボテンほど根が地表近くに広がっていて、少ない降水を素早く吸い上げるようになっています。

劣悪な環境がサボテンを進化させ、ヤンデレのようなトゲトゲボディに変えてしまったんですね。

じゃあ、これからサボテンを育てるときは、目いっぱい愛でてあげることにします。

ジョン曰く
夜にしか咲かない弱い花
環境が与えるものによって色を変える花
自分を守るため棘をもった花
なんでしょうね……ほっとけない気持ちになりますよ。
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